特徴
・ハイパワー半導体式マイクロ波発振器による高速・高精度制御
・制御用ノートＰＣの横に置いてテーブル上またはドラフト内で実験（GUIによる簡単操作）
・反応管中心部にエネルギー集中加熱（反応）が可能
・試料誘電率などによる共振周波数のずれに対して、周波数自動追尾機能でパワーもしくは温度一定化が可能
・フィードバック制御可能（放射温度測定）
・加熱中の反応炉内部の確認が可能（観察窓）
・電波吸収体によるマイクロ波漏洩に対する安全対策実施
仕様
・共振器
└円筒型 TM010モード
└加熱炉長100mm
・加熱対象
└液体、個体、気相
└反応炉中央に加熱試料を設置
液体やガスはホースや管を通過中に加熱
・励磁周波数
└2.400GHz～2.500GHz 共振周波数に追従
・加熱電力
└1W～100W(CW)
制御温度範囲
└室温＋10℃～500℃ 標準
・制御方式
└温度一定、電力一定制御
・適合チューブ
└外形10mm以下
└適合内径は溶媒による
・冷却方式
└強制空冷
・電源電圧
└AC100V ±10％ 3A
オプション
・石英ガラス反応管（耐圧10MPa可）、樹脂系反応管、送液ポンプ、電磁弁モジュール、1000℃対応温度計、要求に沿った反応管の製作、その他加熱電力500Wに対応します。
・本機器での実験/研究の可視化を行うための、Comsol Multiphysicsによる電界分布シミュレーション（ソフトウェア）の開発販売も行っています。
└シミュレーションの利用例
└マイクロ波加熱実験の定量的評価指標として
└プレゼン・レポート資料作成時のビジュアル素材として
└論文／学会発表における考察材料として
└実験結果からサンプル誘電率の推算（逆問題解析）